家は多くの人にとって人生最大の買い物です。
長年大切に住んできた家を売るのであれば、少しでも高く売りたいというのが人情です。
しかし初めて家を売る人の多くが、不動産会社の査定結果に「え?これだけの値段しかつかないの?」と驚いています。
家は時間の経過による価値の減少が早く、購入価格の半分も付かないのがほとんどだからです。
そこでこのページではあなたの家を少しでも高く売るための5つのコツをご紹介。
売ったあとに後悔することがないように、家を売る前には入念な準備が必要です。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
1、不動産一括査定サイトを活用する
家を高く売るために必ずやって欲しいのが、複数の不動産会社に査定を依頼することです。
一戸建ての場合、不動産会社によって査定結果に最大10%の差が出ると言われており、複数の会社に査定を依頼して、比較して決めることが重要なのです。
そして複数の不動産会社に査定を依頼するのであれば、不動産一括査定サイトの活用をおすすめします。
一括査定サイトには全国の不動産会社が加盟しており、サイトを通して複数の不動産会社へ同時に査定を依頼することができます。
もちろん無料で査定依頼でき、査定額が気に入らなければ契約する必要もないので、家を売るならまず一括査定サイトの利用をおすすめしています。
近年では不動産一括査定サイトも数を増やしているので、口コミなどを参考に、評判のいい一括査定サイトを利用するようにしましょう。
おすすめの一括査定サイトは?
当サイトでは自社の一括査定サービスだけでなく、他社の中からもおすすめの査定サイトを紹介しています。
基本的な機能は同じですが、サイトによって微妙にサービス内容は異なるので、あなたの要望を満たしてくれるサイトを利用してください。
当サイトがおすすめする一括査定サイトは、こちらのページで詳しくまとめているのでぜひ参考にしてください。
また一括査定サイトだけでなく、不動産会社が直接運営する査定サイトなども、こちらのページで多数紹介しています。
2、販売力の強い不動産会社を探す
複数の不動産会社に査定を依頼したあとは、基本的に最も高い査定額を提示した会社と媒介契約を結ぶことになります。
※媒介契約とは不動産会社に仲介を依頼する契約のこと。家を売るまでの詳しい流れは↓のページで解説しています。
しかし査定額だけで不動産会社を選んだのでは、後々後悔することになるかもしれません。
ちゃんと販売力のある不動産会社を選ばなければ、売れ残ってしまい、結局値下げして売らなければならなくなる可能性が高いからです。
中にはあえて査定額を高く釣り上げて、媒介契約まで漕ぎつけようとする悪徳業者もあります。
そのため不動産会社を選ぶ際には、査定額だけでなく、本当にその値段で売ることができる販売力のある会社を選ぶことが重要なのです。
販売力のある不動産会社とは?
たとえば公式サイトを見てみて、賃貸物件にばかり力を入れている不動産会社であれば、家を高く売ることは難しいでしょう。
また査定結果の根拠についていくつか質問をして、信頼できる答えが返ってこないのであれば、適当に査定をしている可能性が高いです。
その他にも口コミや評判などを見て、安く買い叩かれた人がいないかなど確認するようにしましょう。
担当者との相性の重要です
また不動産会社を選ぶ際には、査定額だけでなく担当者との相性で選ぶことも大切です。
家を売るとなれば、通常3カ月から半年かけて買い手を探すことになり、その間担当者とは要望を伝えたり、売り出し方の相談をしたりと、何度も連絡を取ることになります。
そのため担当者の人間性や、相性なども重要なポイントとなるのです。
3、半年経っても売れないなら不動産会社を変える
半年経っても購入希望者が現れず、家が売れ残っているのであれば、不動産会社を変えることも検討しましょう。
家の売買は担当者の力量によって八割決まるとも言われており、人を変えただけですぐに売れたというのも珍しくありません。
どうしても現状の価格で売却したいのであれば、他の不動産会社への乗り換えも検討しましょう。
しかし媒介契約の種類によっては、契約期間内に契約を解除した場合、費用が請求されることもあります。
媒介契約の種類や内容は、こちらの記事にまとめているのでぜひ参考にしてください。
4、あらかじめ相場を調べておく
家を査定してもらう前に、あらかじめ大体の相場を把握しておくことは重要です。
相場を知っておかなければ、不動産会社が適切な査定を行っているかどうか、判断することができないからです。
また相場を知っておくことで、査定結果も冷静に受け止めることができるでしょう。
家の売却相場を調べる方法は、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
5、内覧は積極的に対応しておく
家を売り出し始めると、不動産会社を通して内覧希望者が現れるようになります。
基本的に内覧で良い印象を抱かなければ、購入まで漕ぎつけることはないので、内覧には積極的に応じるようにしましょう。
室内を綺麗に保っておくのはもちろんのこと、購入後の生活がイメージしやすくなるような、インテリアの工夫なども施しておくといいでしょう。
また内覧では購入希望者から住み心地などいくつか質問されるので、良い印象を与える回答ができるように、あらかじめ答えを考えておきましょう。
内覧を成功させるコツはこちらの記事にまとめているので、これから家を売り出す方はぜひ参考にしてください。
家の売却価格は不動産会社によって大きく変わる!
最終的に家がどれくらいの価格で売れるかは、不動産会社によって大きく変わります。
不動産会社選びこそ、家を高く売るために最も重要なポイントといえるでしょう。
そのためには不動産の売却に関する正しい知識を身につけて、より多くの不動産会社に査定を依頼することが大切なのです。