家を売却するまでの流れ!一番早く売れる方法は?

家とカレンダーと電卓

これから初めて家を売却するあなたのために、このページでは不動産会社に査定を依頼してから家を売るまでの流れを解説していきます。

家を売るには平均的に3カ月~半年はかかってしまうので、あらかじめ流れを把握しておき、長期的に計画を立てることが重要です。

また3カ月以内に不動産を売却したい方には、こちらの記事で不動産を早く売るコツを解説しているので、こちらの記事も参考にしてみてください。

不動産を少しでも早く売るためのコツを徹底解説

それではさっそく、家を売却するまでの流れを一緒に見ていきましょう。

※本ページにはPRが含まれます。

家を売却するまでの大まかな流れ

家を売却するまでの流れ

家の売却は基本的に上記の流れで進んでいきます。

家を売ろうと思ったら、まずは不動産会社に相談して査定してもらうのが一般的です。

最近では直接店舗に出向かなくても、ネット上で査定を依頼できるので手軽になりました。

ここからは家を売るまでの流れについて、流れに沿ってもっと詳しく説明していきます。

不動産会社に査定を依頼する

家を売るならまずは不動産会社に査定を依頼しましょう。

査定を依頼するには、直接店舗に出向くか、ネット上で物件情報を入力して査定を依頼する方法の2つがあります。

また一戸建ての家は不動産会社によって査定結果にばらつきが出やすいので、なるべく多くの不動産会社に査定してもらうことをおすすめします。

そのため複数の不動産会社へ一括で査定を依頼できる、不動産一括査定サイトを活用するといいでしょう。

不動産一括査定サイトを利用すれば、無料で6~8社へ同時に査定を依頼することができます。

不動産一括査定サイトのメリットやデメリット、当サイトがおすすめする一括査定サイトは、こちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

不動産一括査定サイトの選び方!タイプ別おすすめサイト5選

家の査定なら訪問査定を依頼しよう

不動産の査定には登録された物件情報だけを基に行われる「簡易査定」と、実際に物件を担当者が見て行われる「訪問査定」の2種類あります。

簡易査定と訪問査定の違いはこちらの記事で解説しています。

不動産の訪問査定とは?机上査定とはどう違うの?

他の部屋を見れば中の様子が大体わかるマンションとは異なり、一戸建ての家は住んでいた人や土地によって、老朽具合や建物の傷み方に様々な差が出てくるので、家を査定してもらうなら訪問査定がおすすめです。

多くの不動産会社では、査定を依頼する際に「簡易査定」か「訪問査定」を選ぶことができるので、家を売るなら訪問査定を選ぶようにしましょう。

媒介契約を結ぶ

査定が終わったあとは、不動産会社と媒介契約を結びます。

媒介契約とは宅地建物取引業法で決められている契約で、媒介契約を結ぶことで不動産会社に仲介業務の義務が発生し、正式に売買仲介を始めてもらうことができます。

媒介契約の種類によっては、依頼主にも義務が発生するので、メリット・デメリットを考えて媒介契約を結ぶようにしなければいけません。

媒介契約の種類や詳しい内容はこちらの記事で解説しているので、査定を依頼する前に確認しておきましょう。

不動産会社の一般媒介と専任媒介の違いとは?

また不動産一括査定サイトを利用した場合、複数の業者から査定結果が届くので、一番納得のいく金額を提示した業者かつ、担当者が信頼できる不動産会社と媒介契約を結ぶようにしましょう。

購入希望者の内覧に対応

不動産会社に仲介を依頼したあとは、購入希望者から内覧希望があるのが一般的です。

特に一戸建ての家を買う際には、細かなところまで内覧でチェックされるので、内覧期間中は家の中を清潔に保っておくようにしなければなりません。

内覧を成功させるコツはこちらの記事で詳しく解説しています。

不動産売却の内覧を成功させる7つのコツ

また内覧では家のことだけでなく、騒音・治安・アクセスなど、実際に住んでみた感想も訊かれるので、いい印象を与えられるように答えるようにしましょう。

売り出し初めてから一か月以内に内覧希望者が出れば、半年以内に売却できる見込みはあると考えていいでしょう。

購入希望者と売却価格交渉

内覧の結果、物件が気に入った購入希望者との間で、売却価格交渉が行われます。

もちろん購入希望者が提示した内容が気に入らなければ売らなくても大丈夫ですが、少額であれば値下げに応じるのが一般的です。

特に査定額よりも高い価格で売り出しているときは、多少の値下げ交渉には応じなければ、なかなか買い手を見つけることはできないでしょう。

基本的に購入希望者との交渉は、不動産会社を通して行われるので、直接顔を合わせるといったことはありません。

面と向かって交渉するのが苦手という方は、担当者に要望を伝えるようにしましょう。

売買契約

売主と買主が契約内容に同意したら、売買契約を結ぶことができます。

売買契約では売却価格の他に、物件の引き渡し日や、売却対象となる不動産の情報が明記されています。

少しでも分からないところがあれば、担当者に質問をして必ず詳しい内容を把握するようにしてください。

売買契約を締結する際には、一般的に頭金として売却価格の一部が買主から支払われることになります。

また売買契約を結ぶ際に必要な書類や、必要書類の取得方法はこちらの記事で紹介しています。

不動産査定に必要な書類と取得方法のまとめ

不動産売却契約には印鑑証明書が必要!入手方法と注意点を解説

引き渡し日までに引っ越しの準備を済ませる

売買契約を結んだあとは、引き渡し日までに引っ越しの準備を終わらせておきましょう。

一か月程度余裕を持たせるのが一般的ですが、買主の事情によって準備期間は異なります。

また家を引き渡す前に、業者に依頼してハウスクリーニングも済ませておきましょう。

(※清掃費用をどちらが持つかも、売買契約時に両者同意のもと決めておきます。)

住んでいた家を売る際には、売却だけでなく新しい家も探さなくてはならず大変です。

新居への買い替えを検討している方は、こちらの記事で買い替えを成功させるコツを紹介しているのでぜひ参考にしてください。

不動産売却・住み替えで失敗しないコツ

登記変更して家を引き渡す

引き渡し日には、家の登記を売主から買主へと変更し、正式に家を引き渡します。

登記変更手続きは司法書士など専門家に依頼しなければなりませんが、基本的に不動産会社が紹介してくれるので大丈夫です。

しかし登記済権利証を紛失したという方や、共有名義の家を売却する際には、別途手続きが必要になるのでご注意ください。

登記済権利証・登記識別情報とは?紛失したらどうなる?

共有名義の不動産はどうやって売却すればいい?

無事登記変更手続きが終われば、すでに支払われた頭金分を除いて、残りの売却価格が支払われることになります。

3カ月以内に売りたいなら買取サービスも検討しよう

3カ月以内に急いで家を売ってしまいたいという方は、買取サービスに対応している不動産会社を利用するといいでしょう。

直接不動産会社が買い取ってくれるんで、買主を見つけるまでの時間を省略することができ、査定額に納得いけばすぐに売買契約を結ぶことができます。

不動産会社に仲介を依頼し、個人間で不動産の売買を行う際には、上記のような流れが必要になり、家が売れるまでに3カ月~半年はかかります。

しかし買取サービスを利用すれば、最短1カ月程度で家を売ることが可能なのです。

ただし買取サービスの場合、査定額の90%以下で売ることになるので、金銭面では大きな損失を生むことになります。

どうしても3カ月以内に売りたいという事情がない限り、市場に売り出した方が高く売ることができてお得です。

買取に対応している不動産会社

ソニー不動産

ソニー不動産のTOPページ

ソニー不動産では原則的に、社内で同一物件の売主と買主の仲介業務を担当することはありません。

そのため売主の担当者は公平な目線で買主を探し、一番いい条件で購入してくれる購入希望者を見つけてくれるのです。

顧客満足度も非常に高い不動産会社なので、初めて家を売る方にもおすすめです。

ソニー不動産の詳しい情報は、こちらの記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。

ソニー不動産の口コミ・評判!利用方法をまとめてみました

三菱UFJ不動産販売

三菱UFJ不動産販売のTOP画面

三菱UFJ不動産販売の詳しい情報はこちらの記事でまとめています。

三菱UFJ不動産販売の口コミ・評判!利用方法をまとめてみました

小田急不動産

小田急不動産のTOPページ

小田急不動産の詳しい情報はこちらの記事でまとめています。

小田急不動産の口コミ・評判!利用方法をまとめてみました

家は不動産会社によって大きく評価が変わる!

家の価値は査定する不動産会社によって大きく異なります。

そのためどの不動産会社に査定を依頼するのか、が非常に重要となるのです。

当サイトでは家を売るなら絶対に不動産一括査定サイトの活用をおすすめします。

複数の不動産会社からの査定結果を比較できるので、正確な相場を知ることができ、また高く評価してくれる不動産会社を見つけることができるからです。

家の売却を検討している方であれば、無料で査定を依頼することができるので、相場だけ知っておきたいという方もぜひ利用してみてください。