あなたのマンションは他の物件と比べて魅力的に見えていますか?
売り出して一か月経っても、内覧希望者が全く現れないのであれば、あなたのマンションは人気がないと判断していいでしょう。
しかしどうしてマンションが売れないのか、理由を知らなければ対策を練ることもできません。
そこで今回はマンションが売れにくくなっている理由と、売れないマンションの特徴をご紹介。
そしてマンションを売るための対策を解説していきます。あなたのマンションもこの記事で紹介する方法を実践すれば、近日中に売却することも夢ではありません。
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目次
マンションが売れにくい理由
まずは一般的にマンションが売れにくいと言われる理由を解説していきます。
物件自体が原因というわけではなく、不動産業界の傾向により売れにくいこともあるので、そのときはある程度売れるまで待つ期間も必要となります。
マンション価格が高騰している
近年では不動産業界はバブル期が到来したと言われており、東京オリンピックに向けて日本の土地への投資が進んでいます。
その結果、マンションの価格相場も上昇しており、なかなか買い手がつかない状況も増えてきています。
不動産の好景気は東京オリンピックが終わる、2020年までは続くと見られているので、しばらくはマンションが売れにくい状況が続くかもしれません。
しかし逆に高く売れるチャンスでもあり、値下げをすることで競合物件より優位に立ちやすくなるので、担当者と相談して戦略を立てていきましょう。
不動産会社に販売力がない
不動産会社に販売力がなかった場合、魅力的なマンションでも売れ残ってしまうことがあります。
特にマンションでは担当者のセールス力が大きく影響するので、担当者にスキルがないから売れ残ってしまうケースもあります。
周辺物件と比較しても売れ残る原因が分からないという方は、担当者の変更や、不動産会社の乗り換えも検討してみましょう。
少子高齢化で需要が減っている
日本では少子高齢化が進んでおり、そもそもマンションを求める人も数も減ってきています。
そのため地域によっては、マンションの売れ残りが続出しているところもあります。
今後はさらに高齢化社会になっていくので、マンションや家はさらに売れにくくなると言われています。
そのため需要の減少が原因で売れ残っているようであれば、値下げをして早めに売りきることを考えましょう。
売れないマンションの特徴
ここからは売れにくいと言われるマンションの特徴を紹介していきます。
マンションを売却を成功させるためのコツは、こちらの記事でも解説しているのでぜひ参考にしてください。
周辺マンションの競合物件が多い
周辺マンションに競合となる物件が多い場合、売れ残るリスクは高くなります。
特に大規模のマンションであれば、同じマンション内で複数の部屋が売りに出されている可能性もあります。
そうなると階数や部屋の方角によって、不利になる部屋が当然できてしまいます。
また値引き交渉でも不利になってしまうので、同じマンション内で売りに出されている部屋が多い場合には、売却を待った方がいいかもしれません。
築年数が経って管理費&修繕積立金が高くなっている
築年数がある程度経っているマンションでは、毎月の管理費や修繕積立金も高くなってしまいます。
費用に見合う魅力がなければ、売れ残る可能性は高くなるでしょう。
大規模な修繕を控えているマンションでは、さらに買い手は遠のいてしまうので、その分売却価格を引き下げるなど配慮が必要です。
内覧でいい印象を与えられていない
内覧でいい印象を与えることが出来なければ、売れ残る可能性も高くなります。
そのため内覧希望者が現れたときには、なるべく魅力的な物件に見えるように対策を練っておきましょう。
部屋を綺麗に保っておくのはもちろんのこと、不要な家財など処分しておくことで、部屋を広く見せることができるというメリットもあります。
また住みながら売るよりも、空き家にしておいた方が売れやすくなるケースもあるので、早めに引っ越しておくのも一つの方法です。
内覧を成功させるためのコツは、こちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。
立地が悪い
立地条件の悪いマンションは売れにくくなる可能性は高いです。
最近では車を持っている人も少ないので、駅から遠い時点で選択肢から外れてしまいます。
戸建てではなくマンションを購入する人の多くは、利便性を求めて部屋を探しているので、立地が悪いマンションは不利になることを覚悟しておきましょう。
周辺環境・施設が悪い
騒音や異臭など周辺環境の悪いマンションは、売れ残る可能性も高くなります。
飛行場や自衛隊基地が近くにある土地などは、騒音が気になって買い手がつかないことも多いです。
また周辺に葬儀場や墓地など嫌悪施設がある場合も、嫌がる人は多いので売れにくくなります。
賃貸物件になっている
現在人に部屋を貸し出している場合、賃貸物件となるので投資用のマンションとして売り出されることになります。
居住用マンションを探している人が対象から外れてしまうので、その分マンションは売れにくくなります。
また投資用マンションの場合、今後の利益などをシビアに見られるので、査定額自体が安くなるリスクもあります。
マンションが売れない場合の対策
最後にマンションが売れない場合の対策を紹介していきます。
売れ残っている場合、基本的には値下げを検討することになりますが、価格はそのままに対策を練るだけで売れるようになったケースも多いです。
思い切って値下げを検討する
半年経っても購入希望者が現れなかった場合、今後も売れ残る可能性が高いので値下げを検討するようにしましょう。
場合によっては購入価格の半額以下で売らなければならないので、担当者と相談しながら値下げの幅を決めていきましょう。
買い手としても値下げをしたばかりの物件はお得に感じやすいので、少し価格を引き下げただけで売れるケースもあります。
不動産会社を変えてみる
担当者を信頼できないのであれば、不動産会社を変えることも検討しましょう。
先ほども説明しましたが、マンションの売買では担当者の力量が結果を左右する部分が大きいです。
同じ価格であっても、担当者を代えただけですぐに売れたという事例も珍しくありません。
そのためどうしても値下げしたくないという方は、不動産会社を乗り換えてみるといいでしょう。
リフォーム&解体を検討する
築年数の経ったマンションで売れ残っているのであれば、リフォームも検討してみましょう。
もちろん大規模なリフォームを行えば、百万円単位でお金はかかってしまいますが、その分売却価格を引き上げることも可能になります。
最近ではリノベーション物件の需要も高まっているので、ある程度築年数の経ったマンションでは、リフォーム・リノベーションを検討するようにしましょう。
またどうしても売れないのであれば、マンションを解体して土地だけ売るのも一つの選択肢です。
用途の広い土地であれば、解体費用を負担することで買い手がつくこともあるので、考えてみるといいでしょう。
不動産会社の買取サービスを利用する
早期にマンションを売りたいのであれば、不動産会社の買取サービスをおすすめします。
買取サービスでは不動産会社が、市場価値から2~3割程度値引きした価格で買い取り、その後、不動産会社がリフォームなどを施して売りさばきます。
不動産会社に買い取ってもらえば、1カ月以内に売却することも可能なので、急いでいる方は買取サービスを検討しましょう。
マンション売却では不動産会社選びが肝
マンションを売れやすくするためには、不動産会社が肝心です。
良い不動産会社に巡り合うことができれば、売れ残った場合でも、適切なアドバイスをくれるので、工夫を重ねて売却を目指すことができます。
しかし販売力のない不動産会社に当たってしまえば、なかなか売ることができず、不動産としての価値をどんどん下げることになってしまうからです。
そのためマンション売却を成功させるためには、不動産会社選びが重要な一歩だと思って、妥協せずに選ぶことが大切です。
当サイトでは不動産会社を探す際には、不動産一括査定サービスの活用をおすすめしています。
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不動産一括査定サイトの活用方法や、当サイト以外でのおすすめの一括査定サイトは、こちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。