土地を売却しようと検討している方は、どのような流れで土地が売却されるか知っていますか。
今回は、そんな方々のために土地がどのようにして売却されるのかという一連の流れをを分かりやすくまとめました!これから土地の売却を考えている方は参考にしてください!
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目次
査定~引き渡しまでの流れ
土地の売却までは大きく7つの段階を踏む必要があります。
- 土地の査定依頼
- 不動産会社と媒介契約を結ぶ
- 不動産を売りに出す
- 購入希望者との交渉
- 不動産情報の開示
- 売買契約を結ぶ
- 土地を引き渡す
以上が査定から引き渡しまでの流れとなります。
1:土地の査定依頼
売却の前に、不動産会社に土地にいくらの値段がつくのか査定してもらう必要があります。
価格は、土地の立地や、広さなど細かな情報から決定されるのですが、不動産会社によって査定額は結構変わってくるので、複数の不動産会社に査定依頼をしましょう。最低でも3社には査定依頼をするのが一般的ですよ。そうすることで価格の比較はもちろん、不動産会社の比較もすることができるのでおすすめです。
複数の業者をいちいち調べるのは少々面倒ですよね。そんな方には一括査定サービスがおすすめです。一度の請求で複数の業者からの査定結果を受けることができますよ!
2:不動産会社と媒介契約を結ぶ
売却を依頼したい不動産会社が決定したら、媒介契約を結びます。媒介契約とは不動産会社に土地の売り出しを依頼し、買主を探してもらうための契約です。
この契約には、
- 一般媒介契約
- 専任媒介契約
- 専属専任媒介契約
のように3種類の契約方法があります。専属専任媒介契約であると、不動産会社はより力を入れて売却のために動いてくれまよ。
一般媒介契約の場合は複数の不動産会社に依頼することになるので、少し嫌がられてしまいます。しかし、専属専任媒介契約でも原則3ヶ月ごとの契約なので、もしそれで成果が得られない場合は他の不動産会社に変更することができるので安心してください。
3:不動産を売りに出す
媒介契約を結んだら、不動産会社と土地の売り出し価格について話し合いをしていきます。高い価格で売れるのが理想ではあると思いますが、現実はそう甘くないので査定額より少し高いくらいか同じくらいの価格設定がおすすめですよ!
査定以上の価格設定がおすすめなのは、土地の購入希望者が現れた際、必ずと言っていいほど値下げ交渉になるので、それを予測して価格を高くしておくということがあるためです。しかし、価格設定が高くなりすぎていると売却まで長い時間がかかってしまことがありますので、ほどよい価格設定にしましょう。
仲介での土地売却では、仲介手数料もかかりますので、相場の範囲内でできるだけ高い価格を付けたいですよね。自分の状況で判断して価格を設定するようにしましょう。
4:購入希望者との交渉
購入希望者から値下げの交渉がある場合は、不動産会社から売主へ連絡があります。値下げ交渉は避けられないと考えましょう。
その交渉でどちらかがどうしても納得できない場合は、交渉が決裂となり、新たな購入希望者が現れるのを待つことになります。
当然、納得のいく価格で売却できないと判断した場合は、お断りするのは正しい判断です。ただ、売り出しの価格で売ろうとすると時間がかかってしまう場合があります。それを少しでも早めるために、値下げのことを考えて、売り出し価格は少し高めにしましょう。先程も言いましたが、その方が自分の納得いく取引になりますよ。
5:不動産情報の開示
売買契約を結ぶ前に、土地に関する情報はなるべく購入希望者に提供するようにしましょう。これは、取引成立後のトラブルを防ぐことにもなりますから、怠らない方がいいですよ。
仲介での売却には瑕疵担保責任というものが売主にあります。瑕疵担保責任とは、取引成立後の一定期は、不動産の不備について売り主が責任を負うというものです。万が一説明を怠っていた場合で、不備が発覚てしまった場合は、補修にかかった費用は売主負担となりますので注意しましょう。
先にきちんと説明していれば問題はないので安心してください。
また、土地の場合は地質の問題がある場合も多いですので、売りに出す前に地質調査をしておくことをおすすめします。調査に費用がかかてしまいますが、調査した証拠があれば、土地の早期売却が期待できますよ。信頼のある証拠はつよいですので。
6:売買契約を結ぶ
購入希望者との交渉の末、売買価格が決まると売買契約を結びます。
この契約は当事者の合意があれば書面にて契約書を用意する必要はないのですが、非常に大きなお金が動く取引ですので、必ず書面で契約をおこないましょう。
売買契約書は不動産会社が発行してくれるので、それに両者が署名押印していく流れとなります。
7:土地を引き渡す
買主が決済と登記を済ませたら、いよいよ引き渡しという運びになります。
これが終わると土地は買主のものになります。
引き渡し日の前日までには必ず準備を済ませ、当日は挨拶するだけにしておきましょう。