小さい土地でも利益をあげられる活用方法4選

不要な土地を利用して収益を得る、いわゆる”土地活用”は以下の記事で紹介されているように多くの方法があります。

初心者でもできる!土地のおすすめ有効活用法

この中から自分がしてみたい活用方法を選んで実行するのが理想ですが、そもそも土地の面積が小さい場合は、マンション・アパート経営などはできないですよね。

実際には土地の面積が小さくて活用が上手くできないケースは良くあるのですが、今回は、小さいというハンデを活かして収益を上げる方法を紹介していきます。

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小さい土地でやるのは危険!向いていない活用法は?

小さい土地のおすすめ活用法を紹介する前に、まずはこうした土地に適していない方法を紹介していきます。

具体的に挙げられるのは、以下の通りです。

  • アパートなど建物の賃貸経営
  • テナント経営
  • 駐車場経営

これらの方法は、収益を上げるためにスペースを確保する必要があります。

たとえば、2階建ててで各階4部屋のアパートであれば、面積が少し広ければ1部屋ずつ追加することができ、収入が大きく上がります。

駐車場も同じで、広い土地であればあるほど契約も多く取れて、収入も上がります。

このように、広さが利益に直結する方法は小さい土地には向いていません。

小さい土地におすすめの活用方法を一挙紹介

小さな土地におすすめの活用方法として、以下の4つを今回は紹介します。

  • 自動販売機の設置
  • 太陽光パネルの設置
  • コインロッカーの設置
  • 広告看板の設置

広さを活かすのではなく、機能性の高いものを設置するほうが向いているようですね。

では、ここからは上記4つがそれぞれどんなメリットを有しているのか解説していきます。

自動販売機の設置は15坪以下の土地でも可能!

自動販売機の設置は、もしかしたら最もスペースを使わずにできる活用方法かもしれません。

流れとしては、所有者が販売機をまず購入し、設置することから始めます。

このときに初期費用として50~80万円はかかってしまうので、事前に資金を準備しておきましょう。

自動販売機の運用方法としては、自分で飲料を買って仕入れる人もいますが、基本的には飲料メーカーにスペースを貸して売り上げの一部をもらうという方法がとられます。

ただ、自動販売機を設置すると人が溜まりやすくなり、近隣からクレームが来るかもしれないので注意しましょう。

太陽光発電は立地が悪くても利益を得られる!

原野商法という、立地が悪く面積も狭い土地を売りつける悪徳商法がバブル期に流行しましたが、今、この原野商法で親が買わされた土地を相続する若い人が増えています。

不動産の価値は立地に大きく左右されるので、売却をしたりアパート経営をしたりするのは難しいですが、太陽光発電活用は立地が悪くても日当たりが良ければ可能です。

発生した電気を電力会社に売り、収入を得るこの方法は面積に関わらず一定の収入となっているので、土地面積が小さいほどお得です。

アクセスの良い場所ではコインロッカー設置がおすすめ!

人通りの多い地域や、駅前、観光地の近くなどは、荷物やお土産、宿泊グッズなどを置くコインロッカーの需要が高いです。

一回の利用が100円だとしても、人が多い地域ほど回転も速いので、上手くいけば莫大な収入が見込めますよ。

ただ、これも自動販売機と同様に人が密集してしまい、近所迷惑になるというリスクがあります。

また、立地が非常に良いところでないと上手く利益がでないので、活用できる土地が制限されてしまいます。

観光地や駅の付近は地価が高く、コインロッカーを設置するのは難しいですが、ショッピングモールや飲食街、スーパーの近くであれば、ある程度の利益は見込めるでしょう。

広告看板設置を最もおすすめしたい理由とは?

ここまで3つの方法を紹介しましたが、最もおすすめしたいのが広告看板の設置です。

手続きは非常に簡単で、土地に看板を設置し、広告掲載を募集するだけです。

1件の広告料は数万円から数十万円となっており、契約で期間・価格が決まるので収益の波がありません。

また、掲載企業側から解約を要求されることもほとんどないので、長期にわたる収入が見込めますよ。

ただ、これもやはり立地が良くないと難しい方法ではあります。

小さい土地の活用時は立地に気をつけよう

ここまで紹介した4つの方法をグループ分けすると、土地の立地に関わらず収益を見込めるのが太陽光パネルの設置で、自動販売機、コインロッカー、広告看板の設置はアクセス、人通りの多さに大きく影響することがわかりました。

この中から方法を選び、利益を上げていくのであれば、アクセスや人通りを客観的に分析する必要があります。

人通りの少ないところに広告看板を立ててしまうと、いつまでたっても掲載企業が現れず、税金ばかり支払う羽目になります。

こうした、ちぐはぐな方法を実施している人は意外と多いので、不動産業者に相談するなどして、間違いのない方法を選ぶようにしましょう。