不動産売却では相見積もりが基本!失敗しない査定のコツ!

マンションと家と電卓

不動産を売却する際には、複数の不動産会社に相見積もりしてもらいましょう。

少なくとも3つ以上の不動産会社に査定してもらわなければ、数百万円損する可能性だってあるのです。

このページでは、なぜ不動産の売却では相見積もりが必要なのか、また相見積もりをする際のコツについてご紹介します。

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不動産売却ではなぜ相見積もりが必要なの?

不動産は売却価格が数千万円と高額なので、不動産会社によって査定額に大きくばらつきがでます。

たとえばマンションを売却する際には、マンション売却が得意な不動産会社と、不得意な不動産会社に査定を依頼すると、数百万円差がつくこともあるのです。

そのため複数の不動産会社に相見積もりしてもらい、査定額を比較することが重要なのです。

少なくとも3社以上に査定を依頼しよう

不動産を相見積もりしてもらうなら、少なくとも3社以上の不動産会社に査定を依頼しましょう。

1~2社であれば、たまたま対象の不動産の売却が不得意な会社に当たっている可能性があるからです。

3社以上の不動産会社に査定を依頼して、どれも同じ程度の査定額であれば、妥当な評価を受けていると判断していいでしょう。

ただし査定を依頼する会社が多すぎても、そのあとの対応に追われて、日常生活に支障をきたす恐れもあるのでご注意ください。

一般的には、5~6社の不動産会社で相見積もりをしてもらうという人が多いです。

査定額が高すぎる不動産会社にも要注意!

相見積もりした際には、基本的に一番査定額の高い業者と契約を結びますが、異常に査定額が高い不動産会社には注意が必要です。

不動産会社の中にはとにかく媒介契約を結ぶために、査定額を引き上げる会社もあるからです。

その後、何かと理由をつけて売却価格を引き下げ、結局他社に依頼した方がお得だった…と涙をのむ方も少なくありません。

不動産は会社によって得意不得意なジャンルはありますが、それでも売却価格は相場の±5%程度しか変動幅はありません。

他社よりも20%査定額が高い会社などは、不当に査定額を釣り上げている可能性があるのでご注意ください。

気になる方は査定額が高い理由を訊いて、納得した答えが返ってきた場合のみ契約するようにしましょう。

不動産を相見積もりしてもらう際のコツ

ここからは実際に不動産を相見積もりしてもらう際のコツを解説していきます。

何も対策を練らずに複数の会社に査定を依頼しても、結局無駄に手間がかかるだけということになりかねないので、ぜひ参考にしてください。

他社に依頼していることは秘密にしよう

引っ越しや他の業界であれば、他社にも査定を依頼していることを伝えると、価格競争が起きるので顧客は有利な立場になります。

しかし不動産の場合、不当に査定額が引き上げられ、正確な査定額が分からなくなる可能性があるので要注意です。

不動産は買主が納得した金額でなければ、売却が成立することはありません。

不動産会社が提示するのはあくまで査定額なので、引き上げられたからといってあなたにメリットはないのです。

売却できるであろう正確な査定額を知るためにも、他社に査定を依頼したことは隠しておいた方が賢明です。

担当者への質問をあらかじめ決めておこう

不動産会社に査定を依頼すると、営業担当者からヒアリングの電話がかかってきます。

その際、担当者への質問をあらかじめ考えておき、依頼したすべての業者に訊いてみることをおすすめします。

不明瞭な答えしか返ってこない不動産会社は、その時点で依頼を断った方がいいでしょう。

逆に信頼できる回答をしてくれた担当者がいる不動産会社は、多少査定額が低くても検討してみていいでしょう。

不動産は査定から売却まで、早くても3カ月、遅ければ年単位で時間がかかってしまいます。

そのため担当者の人間性や、信頼感も重要なポイントです。

あなたの要望が伝えやすく、信頼できる担当者がいる不動産会社を探すためにも、相見積もりは必要なのです。

違う種類の不動産会社に査定を依頼しよう

複数の不動産会社に査定を依頼する際には、なるべく違う種類の不動産会社に査定を依頼しましょう。

たとえば大手の不動産会社ばかりに査定を依頼しても、ほとんど同じ結果しか出ません。

しかし大手と街にある地域密着型の不動産会社であれば、査定額に大きく差が出るケースもあります。

おすすめとしては大手不動産会社を2社、それに気になる中小の不動産会社を2~3社を加えて査定を依頼するといいでしょう。

地域密着型の不動産会社であれば、地域の人しか知らない情報を持っている可能性があるので、意外と高く売れることもあるのです。

大手と地域密着型の不動産会社の違いは、こちらの記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。

不動産の査定は大手と地域密着型どちらがいい?

相見積もりなら不動産一括査定サイトがおすすめ

相見積もりするのであれば、不動産一括査定サイトから依頼するのをおすすめします。

不動産一括査定サイトには、全国の不動産会社が加盟しています。査定サイトに不動産情報を登録することで加盟している不動産会社へ一括で査定を依頼できるのです。

相見積もりをする際に、いちいち不動産会社に査定を依頼するのは非常に面倒です。

一括査定サイトであれば、10分程度で依頼できるのでおすすめです。

もちろん無料で利用できるので、不動産売却を検討している段階の方も、相場を調べるために利用してみるといいでしょう。