田舎の土地でも売却できる?売れる土地と売れない土地

田舎の土地

田舎の土地は売れないというイメージがあると思いますが、田舎でも売れる土地はあります。

今回は、田舎の土地について売れる土地と売れない土地の特徴をまとめてみたので参考にしてください。

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田舎でも売れる土地の特徴

田舎だからといってあきらめてはいけませんよ!田舎でも売れる土地はあるのです。

ここでは田舎でも売れる土地の特徴を紹介します。

分筆可能な広い土地

住宅が集まって建っていない田舎では、一つひとつの土地が広いという傾向があります。ただ広い土地は用途に困ってしまうので敬遠されがちなのです。

しかし、広い土地でも売れやすい土地なるかのしれない方法があるのです。

それは「分筆可能」な土地として売りに出すという方法です。分筆とは、広い土地を複数に分割することをいいます。そうすれば、家を建てるスペースだけ購入したいという方も購入希望者として現れる可能性が出てきますよね。

広い土地でも分筆可能であれば、売却できる可能性が上がりますよ!ただ、はじめから分筆して売りに出してしまうと、広い土地を欲しい人は購入できなくなってしまうので、「分筆可能」として売りに出しましょう。

交通の便がいい土地

田舎の土地でも、「新幹線が止まる駅に近い」や、「近くに大きな駅がある」「大きな道路が走っている」など交通の便がいい土地は売れる可能性が高いといえます。

田舎のデメリットの一つとして、交通の便が悪くて移動が面倒ということがありますよね。それが払拭できるような要因があれば十分売れる可能性はあります。

最近では新幹線がさらに発達していて、交通がさらに便利になっていて、すぐに東京や大阪などの大都市に出ることができますよね。田舎だからといって「この土地は売れない」と決めつけるのはまだ早いですよ!

スーパーやコンビニが近所にある

賃貸で家を借りる際、近くにスーパーやコンビニがあった方が嬉しいですよね?土地もそれと同じです。土地を購入しようとしている人は家を建てたいと思っている人がほとんどですから、近くに生活にべ便利なお店があると嬉しいのです。

以上の理由から、田舎の土地でも近くにスーパーやコンビニなどの生活に役立つ施設がある場合は売れやすいといえます。

売れない土地の特徴

ここからは、田舎で売れない特徴をもった土地を紹介していきます。

交通の便が悪い土地

近くに新幹線の駅や大きな駅、大きな道路が走っていない土地はなかなか売ることができないことが予想されます。

移動が面倒になるということは、生活に支障が出てしまう場面が多くなりますよね。そのような土地は居住には向かないと判断されてしまうことが多いです。

残念ですがこのような土地は、買い手を見つけるのが難しいです。

ただ広い土地

「広い土地のなにが悪いのか」と考える人も多いと思いますが、ただ広い土地はなかなか売れないのです。

理由は土地の利用に困ってしまうからです。先にも記したように、土地を購入したい人は、家を建てることを考えていることがほとんどです。余った土地は特に利用用途がないですので、家を建てるだけなのに大きな土地を買うのはお金がもったいないですよね。

それゆえ、田舎の土地はちょうどいい広さ(家を建てて、庭ができる程度)が売れるのです。もし広い土地を売却したいと考えている方は、先に紹介したように分筆可能な土地として売りに出すことをおすすめします。2つのニーズに応えられる土地になりますので、売れる可能性が高くなると期待できますよ。

不動産買取も考えよう

また、どうしても売却できないという場合は、不動産会社に買取を依頼してみましょう。不動産会社が、家を建てて売るために買い取ってくれるかもしれませんよ。ただし、不動産会社は、その広い土地に家を幾通も立てて売りに出したいですから、周辺施設がある程度充実していないと買い取ってくれないかもしれません。

不動産会社を探すときは、不動産一括査定がおすすめです。1度の請求で、複数の不動産会社から土地の査定を受けることができますよ。不動産会社の比較にもなるので気になる方は利用してみてください。

土地の買取についてはこちらで詳しく紹介しています。
不動産買取のメリット・デメリットを徹底解説!

インフラ整備が悪い土地

インフラ整備とは、一般的に電気や水道、ガスのライフライン、交通網、通信回線などの意味で使われます。

田舎では特に通信回線が弱いということがありますよね。そういった部分はあまり良いポイントではないので購入が敬遠されてしまうことが多いです。

整備にお金がかかる

土地が荒れていて、整地にするのに時間とお金がかかってしまう土地も買い手が付きにくいです。

田舎ではよくある風景かもしれません。しかしその土地の立地が良いとしても、家を建てられる状態にするまでに費用がかかるようなら「他の土地を探す」と言われても仕方がないですよね。

以上から、整備に大きなお金がかかってしまうような状態の土地も売れにくいといえます。

本気で売りたいなら整地しよう!

整地とは、地中に埋まっている建物の基礎部分を取り除き、表面のゴミもきれいにしたうえで、重機で土地を踏み固めきれいにすることをいいます。これを転圧作業といいます。

先に整地にしておくことで、土地は売れやすくなりますよ!

田舎の土地は値段が安くなる

ここまで田舎の売れる土地、売れない土地について紹介してきましたがいかがでしたか?

田舎の売れる特徴を持っていても、相場通りの価格で売却することは難しいと考えましょう。

土地の売却価格を知るためは、うえで紹介したように不動産一括査定サービスを利用してみてください!